たかしまの森へ行こう!~森と人がつながるプロジェクト~では、課題となる森林を地域資源と捉え、様々な角度から森林にかかわる団体・企業・個人をネットワーク化しながら、様々な森林資源の活用について、体験型の勉強会を開催しながら、新しい森林の魅力に気付くきっかけづくりをしています。

 

2017年のテーマは「生活」。「モノ」としての森林資源だけでなく、「森と人」というつながりに着目して、日常的な森林との関わりについて勉強会を開催しました。森林を身近に生活する方々の、身近な生の声をたくさん聞ける勉強会になりました。

第1回~森林の新しい活かし方「森林セラピー」を体感しよう~

今回は「場」所としての資源として活用される「森林セラピー」について勉強会を開催しました!

古来、海と山は「母なる海。命を産む山」その中に人間が本来持っている力を見つけるアクセスがあると考えているとのことでした。


第2回~朽木雲洞谷のお母さんに栃ノ実の話を聞きに行こう!~

朽木の名産品と言えば、栃餅、鯖寿司、へしこがすぐに思い浮かびます。特に栃餅は森林を地域の人々が活用し、受け継がれてきました。しかし、栃餅をつくる方の高齢化・栃の実の鹿の食害など聞かされる中、少しずつ栃餅を地域に残していくことが難しくなっています。

今回は、栃の実をとおして森林と私たちの持続可能な関係を考える機会にしたいと思いました。


第3回 じぶんでつくる、木のある暮らし~高島の杉で本棚をつくってみよう~

江戸時代は木材座、今は木工所と形は変わっても今も高島市の木を扱っている場所で、高島市の木について考える勉強会をしようと、岡本木材さんで高島の杉を使った本棚づくりをしました。

高島の森林と人とのつながりについて、シコブチ信仰などの歴史と、実際にふれて体験することを通じて学びを深めました。

 

今回から勉強会の報告を市民ライターにお願いしています!

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たかしまの森へ行こう第3回勉強会レポート(新旭在住 倉元史子).pdf
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